791人が本棚に入れています
本棚に追加
「その人は…私の彼氏です、お母さん。」
小百合は心を落ち着かせて言った。
「男ォー!?小百合の!?」
小百合のお母さんは俺をマジマジと見ながら言った。
「よし、坊主来い」
小百合のお母さんは俺の手を引っ張って視聴覚室を出た。
「出た、涙香の善良な者か見極める法」
マザー・ジャッジ
「母の審判」
「茂さん、頑張ってくださいね。」
いや、手を合わせて、神に祈られても見てるこっちは困るんですけど…!大体、マザー・ジャッジってなんだよ。なんか名前カッコいい………
「さっさと来い!」
「スミマセン!!!」
俺、どうなるんだろ……。
最初のコメントを投稿しよう!