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「あれ?なんで俺がここに…?確かあのスピードでは追い付かないハズだったんだけどな?」
「し、茂さん…。せ、背中を触ってみてください。」
俺は左手で背中を触ってみる。あれ…?何か違和感が…。
「せ……。」
背中になんか刺さってるー!!!
俺はソレを強く掴んでみた。あれ?背中の後ろが痛いや、なんでだろう?
「茂さん、翼が生えてますよ!!」
「嘘だ!」
いや、ふざけてる場合じゃないな。待て、翼が生えてるだと?つまり……
俺って鳥人!?
「茂さん、人間じゃ無かったんですか?」
そういやそうだ。俺は人間じゃないのか!?いや、自問自答してもしょうがないか。
「俺は人間のハズだぞ、確か姉と弟に翼なんて生えてるトコ見た事無いからな。」
「もしかして
茂さん、吸血鬼になったんじゃ…。」
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