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「ね?大丈夫だったでしょ?」
薫
「顔擦ったけどな」
少女を見ると、制服に埃や泥がついていた
自分の姿を見て見ると
お互い酷いありさまだ。
薫
「時間もないが
このまま行くわけにはいかねーよなあ…」
??
「私はトイレで掃ってから行くよ」
薫
「そうか、世話になったな」
??
「ううん!それじゃまたね!」
少女は大きく手を振って走り去っていった
髪飾りについていた鈴の音が遠退いていく。
俺は朝のHRが終わり担任が教室を出るまで身を潜めていた
薫
「なんとか机までたどり着いたか…」
安息をとっていると後ろから呼ぶ声が。
十夜
「サボるならメールの一通でも送ってこいよな~」
薫
「俺の意思じゃない
寝坊したんだよ」
十夜
「知ってる」
十夜が苦笑しながら言う
薫
「くそっ…おかげで大変な目にあったぜ
あ、そうだ」
俺は気になることを十夜に聞いて見ることにした。
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