特別編:美しき鈴の音

13/46
前へ
/628ページ
次へ
薫 「…分かったよ 商店街を案内すればいいんだな?」 美鈴 「うん、ありがと! 私まだ来たばっかりで 薫しか頼める人いなかったんだよ~」 まあ女の子に頼られるのは悪い気分じゃない たまには過ごし方を変えてみるのもいいか。 そのまま美鈴と二人でバスに乗り商店街に向かった この何もない町をバスの中から眺め 美鈴は良い所だね、と笑いながら言っていた。 薫 「まずどこから行ったもんかな~」 美鈴 「良い服屋とか知らない?」 薫 「俺が女性服に興味あると思うか?」 美鈴 「あったらひく」 薫 「だろうな… 取り合えず、地下街を端から端まで回るか。」 そう言って地下に続く階段を降りていく 薫 「さ~って、まずはどこを…っておい!」 俺が言いかけた途中で美鈴が手を引っ張り走り出した 美鈴 「先ずはあのお店に行こう!」 薫 「ったく…」 それからと言うものの お店を回っては気に入った服や小物まで買っていた 厄介だったのが下着売場にまで引っ張り込まれたのだ。
/628ページ

最初のコメントを投稿しよう!

92人が本棚に入れています
本棚に追加