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十夜
「別に薫になんか頼まなくても俺達が案内したぜ?」
薫
「なんかとはなんだ」
英二
「あれだったら彩愛とかもいるしな」
一樹
「美味しいお店なら任せてよ」
美鈴
「え?」
英二
「俺ら、もう仲間だろ?」
英二の言葉に少女は一瞬顔を曇らせたように見えたが
直ぐに満面な笑みに戻った。
美鈴
「…ありがと」
四人で談笑していると
俺と美鈴が頼んだ物が運ばれてきた。
きっと明日からは美鈴を入れた九人で楽しいことが沢山待っている
そう思うと自然と笑みがこぼれた。
楽しい時間ほど過ぎるのが早く感じ
気付けば日が沈み町は月に照らされていた
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