ギュットムスンジャオ

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「ヤダヤダぁ。タクヤと手ぇ繋ぎたいー。」 ミルちゃんはダダをこねている。 でも可愛いなあ。 「ちょっとぅ、タクヤ、聞いてるの?あたし、タクヤと手をずっと繋ぎたいの!」 あ、ミルちゃんが怒った。 でも可愛いなあ。 「と、いうわけで、ギューッ☆はいっ愛の結び目が出来ました~。」 笑ったら可愛さ百倍だな。 俺の股間も数倍だけど・・・、ってあれ? ねえ、ミルちゃん、エッチの時も手を繋いだまま? 「そうだよ。だってタクヤの事、大好きなんだもん。」 そう言われても、やりずらいぞこりゃ。 「大丈夫。タクヤ右利きだし、あたし左利き。お互い利き手じゃない方を繋いでるから、不便じゃないでしょ。」 ・・・う~ん、そう言われればそんな気持ちになるけど、実際は、なんか・・・、うわっ、今日もミルちゃん積極的!俺もお返しに・・・ってやっぱり不便だな。 ねえミルちゃん、いつまで繋いでるの? 「ずーっと。ずーっと。二人で居るときはずーっと☆」 ・・・普段も? 「うん!」 テレビ見る時も? 「うん!」 まさか、トイレとかお風呂も・・・? 「うん!!」
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