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『なんですか??』
「別に。なんかおかしかっただけ」
そう言って裕子サンは悲しそうにクスクス笑った。
あぁ、またやっちゃった。
ん??また??なんで??
『あの、ごめんなさい』
「ん??なにが??」
『だって裕子サン「その裕子サンってやめて」
か ぶ せ る な💢
今僕がしゃべってたのに。
とは言わない。
否、言えない。
怖いもん。
「下の名前にサン付け慣れてないから気持ち悪い」
『裕リン??』
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
睨まないで下さいごめんなさい調子にのりましたごめんなさい。
『裕子??』
「何様??」
俺様。
『んー......裕ちゃん??』
「なんですか??」
今度は嬉しそうに笑った。
うん。なんか僕も満足。
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