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僕は静かに扉を開け部屋に入った。
この部屋のBGMは彼女の寝息。
......いびき??
あえて寝息という事にして、彼女の寝ているベッドにそっと近づく。
彼女は仰向けに寝ている。
強烈......いやいや、可愛い寝相だな。
僕は彼女の寝ているベッドの横に膝をついた。
そしてゆっくり彼女の耳に口をよせ、優しく囁く。
『ボソボソ......ボソボソ......』
「う~ん......チッ」
舌打ち!?
悪い夢でも見てるのかな??
もう1回挑戦。
『ボソボソ......死ね』
「うぅるっせぇあー!!」
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