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ロ「ごほんっ。」
「「!!!」」
ロ「いちゃつくのは宜しいけど私がいることと、公衆の面前だということをわすれないでね?」
そう、ここは店がある通りの隅っこ。
人は必ず通るのだ。
セ「わ、ちょ、ごめんーっ!!」
ジ「き、気にすんなっ!!」
くすくすと笑うロード。
笑わないでよコノヤロー!!
ロ「目的は?まだ聞いてないわ?」
そう、まだ目的は聞いていなかった。
何だかとても不安。
もし、何か大きな目的だったらどうしよう、とか。
ジ「は?んなもん神子探して宛もなく旅してただけだぜ?」
伝説とか聞かされて育ったし。偶然にもコイツを見つけられたしな。と後からジェードは付け加えた。
セ「そんだけ?!」
ジ「おう。」
私は脱力した。
あの不安は大したことのない目的をいうジェードに対しての不安だったのだ。
自分で理解しきると、さらに何だか脱力した。
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