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「…ごめんなさい。」
「もういいけど?」
俺はこころなしすっきりとした声でそう言った。
まぁ実際悠馬をすこーしいじってやったからすっきりしている。
でも、すっきりしてるのはその事だけだけれど。
「まぁ今回は完全に悠馬が悪いよ。」
「あんな大声で言おうとしたんだからな。」
「確かにね。
私その時校門近くだったけど悠馬の声聞こえたもん。」
いつの間にか来ていた実奈と真由も話に参加する。
「だよなぁ。
いくら何でもありえねぇよ、ほんと。」
そうやって話し合いに自分も参加しながら今日の『告白』について考えていた。
どうやって彼女を引き止めようか…。
たぶん普通振られたら潔く帰っていくもの…だし?
彼女が嫌がるかもしれないし、圭志たちにもしかしたら不思議に思われるかも…。
問題が山積みの計画に思わず頭を両手で抱えそうになる。
放課後までに決めとかないと…。
てか、こいつらが来なければ…告白も何もしなくて済むんだけどな…。
そんな事を思いながら目の前の話し合いを眺める。
話はいつの間にか悠馬の話題から今日の俺の告白についてになっていた。
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