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瑞希「…この桜の下でまた会おうね」
2008年4月
幼なじみの瑞希から手紙が来た
<お元気ですか?私は元気にしています
今年は4月に帰ります>
あれから何年たっただろう瑞希が引っ越してから…
小学生だったオレたちは
恋愛に対してすぐ反発したり照れたりしてしまう年だった
A「オマエ瑞希のこと好きなんだろ?」
B「いっつも一緒に帰ってるしな」
よくあるからかいである
「うっせっ、違うよ…家が隣だから仕方ないんだよ」
B「本当かよ?」
「オレは瑞希なんて大嫌いだ」
その会話を聞いていた瑞希は泣き出しオレは教室からとびたしたのを覚えている
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