のび太の鋭い眼

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● そんなたいした子じゃないんだから、いえほんと!     のび太の長所を一つ挙げるとなるとすれば、「己を良く知っている」ことだろう。この場面では、両親の自分への期待があまりにも大きすぎたために思わず口から出たのだろうが、「自分が、期待に添えるような人間ではない」事がわかっているだけ、のび太は立派である。客観的に見ても、謙遜していると言うわけでもないだろう。
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