3人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
下位クラスの飛竜とはいえ、侮ることはできない。
ランサーとルッツの父がまずは、先制攻撃を仕掛ける。
攻撃した二人が離れた隙に、遠距離の二人がすかさず打ち込む。
ルッツの母は、麻痺瓶をつけ、ガンナーは麻痺弾を撃った。
麻痺耐性の低い敵は、すぐに麻痺した。
ルッツの父は、錬気を使い気刃切りで切り込む。
ランサーは、頭へ上段突きをぶち込んだ。
遠距離は、ひたすら打ち続けているようだ。
ほどなくして、麻痺が解けた。
怪鳥は、耳を畳んだ!
瀕死になった証拠だ!
畳みかけようとしたが、怪鳥は飛んでしまった。
4人は、この隙に武器の手入れをする。
砥石を使い、弾を用意する。
なぜ4人が怪鳥を追い掛けないかというと…。
ここは、巣なのだ。
瀕死になった飛竜は必ず巣へ戻ってくるのだ。
ふと、上から羽ばたきの音が聞こえた。
4人は、上を見て驚愕した……。
最初のコメントを投稿しよう!