3人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
蒼い空を見上げる一人の青年。歳は…そう20歳くらいだろう。
顔にはまだ幼さが残ってはいるが、立派な大人だ。
彼がいまいるのは、ドンドルマ…大きなハンターズギルドがある王都から、少しはなれた街である。
その調度中心あたり、酒場とよばれる場所の前にある広場のベンチに腰掛けている。
酒場は実質ギルドの活動拠点と言っても過言でないであろう。
ここで、ハンターの登録をしたり、依頼を受けたり、狩り後の祝勝などなど、ハンターにはなくてはならない場所…それが酒場。
ルッツも母の反対を押し切り、街へでてきたときは、ここのメイドさんに随分お世話になったものだ。
最初のコメントを投稿しよう!