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「もちろん遥ちゃんも連れて行くよ。将来は本当の家族として一緒に行くことになるからな」
俺の嫁になるっと言っている。別にそんなん望んでないだろ……俺が望んでない。親父は意味がわからん
「そっそんな資格ありませんよ。私はヨシとは……」
「そこで黙るなよ! 誤解されるだろうが、テかお前アホだぞ」
とりあえず家族みたいな奴なのは、認めるけど嫁じゃない。だから、一緒に行くのも許す
「ノロケ。」
ボソッと弟は言った。
「はいはい。ノロケで~す。」
開き直るのも人生だ。
「ねぇ、ヨシ。なんかヨシの身体光ってる」
「本当だ。義彦、どうした?」
「ゴミが光った。」
「はっははは。変な義彦~」
ツッコミ所が多い家族の会話に嫌気がするが、今は光っている身体を確認するんだ。というか、人が光るわけない。
見た。
なんてこった。
身体が、体が、からだが、光っていやがる。なんだこれ?俺は宇宙人でした的ななのはいやだぜ
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