941人が本棚に入れています
本棚に追加
体から放たれる白い光が増し、気が遠くなってく。眩しすぎて、目を閉じる
「お前どうした」
最期に聞こえたのは吉江の声でした
END
「……義彦。体が少し小さくないか?」
うっすらと瞼から光が射し込む
「カス野郎が変態になってる。」
徐々に目を開ける。生きてるのか、俺は
「ヨシ。そんな…」
光はもう放たれてはいなかった。それよりみんなが非常に驚いて、俺のことを凝視している。
なんだったんだ?ていうか皆なんだよ?
「あっははは!!義彦ってば女になってやんの」
はっ!?何言ってんだ。
「カス野郎が、カス野郎がああああああ!」
うるさい。黙れ。
「なんなんだよ!全くよぉ」
アレ?声が違う。高くなってるのか?
「ヨシ……胸、むーねッ」
「胸がどうしたんだ?遥の胸は普通だと思うけど……」
やっぱり声がおかしい。変な感じがする。それに服がブカブカするし……服?
「自分の胸だよ」
「んあ?」
俺の胸がどうした?この鍛えた胸筋がどうした?
胸筋を叩く。
ポムッ
ポムッ? バンッ!じゃないのか? なんかおかしいぞ、俺はそんなに脂肪はないはずだけど……
最初のコメントを投稿しよう!