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体から放たれる白い光が増し、気が遠くなってく。眩しすぎて、目を閉じる
「お前どうした」
最期に聞こえたのは吉江の声でした
END
「……義彦。体が少し小さくないか?」
うっすらと瞼から光が射し込む
「カス野郎が変態になってる。」
徐々に目を開ける。生きてるのか、俺は
「ヨシ。そんな…」
光はもう放たれてはいなかった。それよりみんなが非常に驚いて、俺のことを凝視している。
なんだったんだ?ていうか皆なんだよ?
「あっははは!!義彦ってば女になってやんの」
はっ!?何言ってんだ。
「カス野郎が、カス野郎がああああああ!」
うるさい。黙れ。
「なんなんだよ!全くよぉ」
アレ?声が違う。高くなってるのか?
「ヨシ……胸、むーねッ」
「胸がどうしたんだ?遥の胸は普通だと思うけど……」
やっぱり声がおかしい。変な感じがする。それに服がブカブカするし……服?
「自分の胸だよ」
「んあ?」
俺の胸がどうした?この鍛えた胸筋がどうした?
胸筋を叩く。
ポムッ
ポムッ? バンッ!じゃないのか? なんかおかしいぞ、俺はそんなに脂肪はないはずだけど……
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