俺は……

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何がどうしてこうなったんだ。神も仏も幽霊も信じちゃいないけど、非科学的だし…… 「認めないぞ! 脱いでやる! それで本当の事を」 上着に手をかけた時、遥があわてて必死に止めた。 「ヨシ。脱ぐのはいいけど、お風呂場でね。ここは重久さんもいるし」 遥が言った重久はこんな息子が大変な時に、もう普通に飯を食っている。 「そうだ。ご飯を食べる所で脱いではいけないぞ。節度ある行動をしなきゃダメだ。……何があろうと、お前は私の子供だ」 親父。落ち着きすぎだ。 「でもおかしいと思わないのかよ! さっきの光でおかしくなったんだぜ」 重久は何も言わなかった。何があろうと、俺はあんたの子供だからだろう。バカ親すぎるぞ 「元々おかしいゴミ野郎だったから同じじゃねぇか」 「あはは。性格も変わったわけじゃないし良かったよ。それとハル、お兄ちゃんでしょ」 俺の家族はずいぶんポジティブ思考な方々の集まりですね……俺もポジティブに行きてぇよ。はい無理です 「どうすんだよ。戸籍とかさ! テカどうやって生きていくんだよ!」 女子便とかに入るのか?風呂は女風呂?修学旅行は孤独に女部屋? いや待て、落ち着いけ俺。まだ決まったわけじゃない。何かの悪いおふざけかもしれない。
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