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冷酷さに汗が滲む
口を開けば異様に血の香がして
「どっして……何がっ……」
゙テッちゃん!!ダメやっ!!
待って!! テッちゃんッ!!!゙
ああ、 ハイドは判っていたんだ
判っていなかったのは この 俺だ
腹部が激しく熱をもつ。
霞みゆく景色に
最後に捉えたものは
トリガーをもう一度引く旧友の姿だった
「狂えばいい 全て狂って
取り返しの付かない事に
なればええんや 」
煙草の吸い殻はまだ少し燃えて
足で消された
end//
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