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「そっかぁ…」
ウチはコウさんの言葉にすごく元気と勇気をもらい、大きく頷くことしかできなかった。
「偉そうな話はここまでや。
さっ、食べよ。」
コウさんはフォークに溢れんばかりにイチゴタルトを乗せ、それを一気に頬張った。
ホッペが膨らみ、モゴモゴと口を動かすコウさんに笑みが溢れる。
コウさんの考え方はウチにとって、物凄く刺激となった。
大人やのに、口いっぱいにクリームつけてるコウさんが不思議で仕方ない。
しっかりした考えを持ってんのに、子供みたいで…
目が離せない。
同じ時間を共有してる事が、嬉しく感じる。
…この気持ちはなんやろ?
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