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『まだ…高校いってるんです……。』
「えぇ?!?!」
舞「……………っ!」
まさかのあたしの一言に、
男も舞子も目をひんむいた。
「ちょ…高校は、まずいなぁ……。」
『そうですか……ダメですよね。高校っていっても、定時制高校ですけど…』
あたしは
チラっと男を見た。
一瞬、彼の目元が
やわらかくなったのを確認してから、
彼より先に言葉を発した。
『じゃあ、いいです。お時間とらせて申し訳ありません。帰りますね。』
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