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舞「ほら、りな!ここに電話しよう!」
舞子が指さしたのは、
求人募集の掲示板。
あらゆる夜の店の
求人募集が貼られていた。
『えっっ?ココ?…きつくない?!』
舞子が指定したのは、
ここらでは一番の老舗であり、華やかだった、
[クラブR]だった。
あたしは
[小遣い稼ぎ]程度に、
ゆるく楽にやりたかったのに。
舞子は言った。
「やるならトコトンやろうよっ!」
うん、確かに。
あたしは納得した。
R店なら、
自分を安売りしないで、勝負できる。
『よし!電話しよっか!』
あたし達は
すぐにR店の番号を携帯にいれた。
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