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蒼い硝子の中のベッドが
音をたてている
軋む叫びに 耳もくれずに
目隠しで
骨まで喰らい尽くハイエナの様に
激しく 何処までも
一夜にして魂食い散らす
幾千の夢を削る
頭に黒い血が昇る
意識は薄く
愛撫のみ求め続けた
人は心 進化したはずなのか?
白の光り 黒の影
螺旋を描く
何処の道を辿ってみても
行き着く場所はいつも
同じ景色
胸の隙間に毒の華忍び寄り蕾がやがて開いて
聖霊を侵し始めた
裏切られ行く身体に
手を差し伸べる事も無く
立ちつくす
一つの鼓動で機械の様に
頭が離れてしまう
綺麗な服を着飾って
意識は薄く
愛撫のみ求め続けてた
人は心 進化したはずなのか?
白の光り 黒の影
螺旋を描く
何処の道を辿ってみても
行き着く場所はいつも
同じ景色
心 進化=心化したはずなのか…
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