彷徨

4/4
前へ
/17ページ
次へ
       「誰も……いないのか?」       そう呟いた声も 鼓膜が破れそうな程の静寂に 飲み込まれて、消えた   何処から この街に迷い込んだのか 何も思い出せずに ただひたすら 自分は歩いている  
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加