最後に…

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最後に…

石橋さんの死を知ってから,石橋さんとの思い出を,一つ一つ思い出しながら書きました。 小説には,書ききれなかった,思いがけないところで何度も会った事もありました。 また,私が悩んだ時に,親友や仕事仲間に相談して,助けられた事もありました。 親身になって,相談にのってくれたみんなに感謝してます。 この小説は,生前に石橋さんに言われた事がきっかけです。 「俺が死んだら,俺の事を忘れて欲しい。覚えておくのは,生きていくにはあまりに悲しいやろ?この前,携帯小説書いてるって言うてたやん?ちゃちゃっと,俺の事書いてくれへん?書き終わったら,俺の記憶は,ネットに置いて忘れてしまえや。必ずやで?」 実際,ネットに置いて忘れるなんて,できるかなんて分からない。 でも…石橋さんとの出会いに感謝してます。 今でも,また忘れかけた頃に,どこかで出会うような気がしています。 不思議な出会いでした…ありがとう。        終
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