出発

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それからメールが来るまで緊張して思うように体が動かなかった。5分後、見知らぬメルアドからメールがきていた。題名には『キョウコから』、本文には「メール送れてたよ。ありがとう(^_`)」 と書かれていた。 その後、拓也はいろいろ彼女の事がわかった。彼女の本名は木崎恭子。俺たちと同じ17歳。恭子も友達と一緒に1週間沖縄に行くと言っていた。友達は2人連れていくといっていた。もし、沖縄で会えたら3vs3の合コンも出来るかもしれない? ちょっとワクワクしつつも、眠くなったので床についた。このころの拓也にはまだ先に起こる奇跡の事など知る由もなかった。 旅行まで残り1日となった日、翔太郎から俺ん家集合の電話があったので翔太郎の家に向かった。2人の家から20分くらいで着いた翔太郎の家は、お金持ちの出る家みたいに豪勢な家だった。翔太郎の父親は、不動産の社長だったので家族専用のマンションを作ることなど容易いことだった。5階建のマンションを建てて、そこに家族5人で住んでいた。(下に妹と弟がいて、14歳の妹と12歳の弟である。) セキュリティーが厳重で、部屋以外はすべての方角に監視カメラがついてるほどだ。 以前に泥棒に入られてからこのょうになった。翔太郎の父親以外のすべての関係する人が「ココマデしなくていいのに。」と思っていた。翔太郎の部屋は3階にあるので、会議をするのに適切な305号室に入った。なかは、結構狭いが、3人ぐらいだったら十分だった。 その部屋にある柔らかいソファーに三人は座ると、翔太郎は明日の事について話し始めた。「え~と、明日沖縄に行くわけだが準備は出来たか?」2人も、「おう、出来てるよ。」 「じゃあ、説明する。明日は8時に家を出て成田からまず福岡県にいくぞ。取引き先の人が福岡の明太子好きだから買いにいくんだ。それから福岡空港から沖縄の那覇空港にいくぞ。商談は2日後だからそれまで俺が前から予約したホテルに泊まって一杯遊ぼう!」
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