🍀クローバー🍀
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「友達だったら、絶対に嘘ついたりしないのにね」 四葉さんは回る梅干の種を見つめながら言った。 「そうでもないよ」 わたしはもう一つ入れてやろうと、口の中で梅干を転がした。 「そうなの?」 「ん、そういうこともあり得るって話よ」 「そう、なの?」 わたしは四葉さんの手の中で時計回りに円を描く梅干を見ながら、ちょっとだけ気持ち悪くなってしまっていた。
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