支配者

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                宮本の声と同時に 電源も落ちた。                                                 赤川は【絶望感】の中にもまだ信じがたい出来事に困惑しつつ、大きくため息をついた。                                                 ──『間もなく次の駅に到着します。』                                                 帰ったらゆっくり考えて頭の中を整理しよう‥‥。今から彼女の実家に挨拶に行くんだし。                                                 そう思うと、彼女の両親と会う事が違う意味で憂鬱になった。
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