L(エル)

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                ──昨日                 目の前で起きた現実を。そして頭が動転している自分を、彼女に悟られないように必死に隠すのが精一杯だった。                                                 彼女の実家に着き、彼女の両親に挨拶した。                                                 想像以上に、彼女の両親は俺に好感を持ってくれている様子だった。                                                 彼女の父 『ところで‥‥赤川君。 その【イヤホン】は‥‥』
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