Ⅰ伝言屋の仕事Ⅰ
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あたしはさっきの1年生に頼まれた手紙と封筒とコアラのマーチを手に教室へと向かった。 「てか、今日それで何個目?」 美月があたしの両手に抱えた物を指差しながら問いかけてきた。 「う~ん…ザッと10個目くらい?」 首を傾げながらあたしは答えた。
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