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あたし、加藤 結衣華(ユイカ)。
普通かつ平々凡々の高1。
通ってる学校も、住んでる街も一般的。
あたしは現状で満足してる。
あたしは、ね。
「おーっす、おっはよー加藤ぅ」
このやたら元気なのは、角野 紅(ベニ)。
あたしの親友1。
「おはよう・・・」
この無口なのは、池名賀 夏樹(ナツキ)。
もちろんながら、親友2。
2人は幼等部からの幼なじみ。
あたしは、アカとナツって呼んでる。
「んぁ、おはよー」
「相変ぁらずぽけっとしてんね」
「・・・そんなこと、ないよ・・結衣華」
こんな感じで朝が来て、こんな感じで夜が来る。
安心出来る、2人といると。
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