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「おやおや~?かわいこちゃんが1人でいるぞぉ?」
「だれ?」
アリスが振り向くとゴツい男たちが5人程立っていた。
「なぁお嬢ちゃん、どっからきたんだい?」
「近寄らないでください。アクアボール」
男の1人がアリスに近づこうとすると、アリスは右手に水球を出現させそれを牽制する。
「おぉ、詠唱破棄したのにすごいね~」
「下級魔法ならそのくらいできます」
アリスはそういって男をキッと睨みつける。
「火よ、我が前にその力を示せ、フレイム」
「っ!?」
男が詠唱を終えると目の前に炎が出現しアリスの水球に飛び込むと相殺した。
「じゃあ、一緒に遊びに行こうか?」
そういって男はアリスの服を掴む。
「いや!離して!!お兄ちゃん、助けて!」
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