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「たっだいまー!」
「ただいま」
ゼロ達が玄関のドアを開くと、中からパタパタとリンスが出てきた。
「おかえりなさい、あらあら今日も泥だらけになってきたわねー」
「いい匂いがするー」
「そう、2人の大好物よ」
リンスのその言葉に2人は顔を見合わせると、満面の笑みを浮かべた。
「「カレーだぁ!!」」
「ふふっ、ご名答。もう出来てるからいつでも食べられるわよ?」
そのセリフを聞くやいなや、2人は飛び跳ねるようにリビングへ向かった。
リンスもクスクス笑いながら2人の後をついていく。
「さて、それじゃいただきましょうか。」
「「いっただっきまーす!」」
「まだまだ余ってるからいくらでもおかわりして頂戴ね?」
「おかわり!」
「お兄ちゃん早すぎっ!?」
自分が二口目を含んだ時点ですでに完食しているゼロに、アリスは驚きを隠せずにいた。
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