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学校に行くまでの間に、同級生何人にも会ってしまう。 意外にも、みんな無言だから、驚く。 いつも行かないんだから、今日も行く訳ない~。『やっぱ、やめよ』 いつものせりふを言い、来た道を引き返す。 一時間も経たずに、家に帰る。 誰も居ない。静かな部屋に1人は寂しい。
『はぁ~』。 溜め息と一緒に思い出まで、意味なくよみがえる。
『昔はモテたんだ』
『経験も一杯してきて』
『その倍に辛い事も味わったし』
『愛なんて、身体とセットだよ』
冷めてたんだ。 まぁ、自分らしいっていえば、自分らしい。
変わらない日常、何も変わらない。
『貴方は誰と話してるの?』 『私?』 『身体?』
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