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ユウヤ「俺はユウヤ。極普通レベルの高校に通い、極普通の成績を修め、極普通の運動能力のしている。部活は帰宅部。生活レベルは並といったところだ。そんな俺達がなぜこんなドラゴンがいるのが当たり前のような非現実的な世界にいるかというと………あれは三日前にさかのぼる」
ミユキ「ユウヤー!ほら遅刻しちゃうよー。早く起きてー」
タツヤ「無駄だよ。タツヤは一度寝たら何しても起きないんだから」
ユウヤ「こいつらは俺の幼なじみのミユキとタツヤ。三人は生まれてからずっと兄弟のように育てられた」
ミユキ「もう、置いてっちゃうからね」
ユウヤ「zzzZZZ」
ミユキ「えーい起きろ!」
ゲシゲシ!
ユウヤ「ぐふっ」
タツヤ「ミユキ、ユウヤが死んじまうって」
ユウヤ「わかった、起きる、起きるからやめてくれ」
ミユキ「またユウヤのせいで遅刻しそうじゃない」
ユウヤ「まぁいいじゃないか。毎朝いい運動になって」
タツヤ「ミユキは走るの苦手だから随分離れてるぞ」
ユウヤ「少し待つか」
ミユキ「はぁはぁ、二人とも待ってよぉ」
たったったったっ
ユウヤ「ミユキっ!危ない!」
ミユキ「えっ!?あっ!!」
キキーッ!ドガッ!
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