魔法の国 カムラン

3/10
前へ
/151ページ
次へ
爻哉がそう呟くと、 「ヨーロッパ?何処ですか、そこは?」 アルトが意味が解らないというふうに、首を傾げた。 (あ、今のちょと可愛い・・・じゃなくて!、ヨーロッパを知らない?!どういう事だ) 「あの~・・・」 (ヨーロッパっていう地名を知らない・・・なんて事はありえないな。 と、ゆーことはここは俺が居たのとは違う世界? いや、そんな非現実的な「あの~!」 「は、はい。」 さっきからずっと呼ばれていたようだ。 「とりあえず軽く食事でもとりませんか?」 確かに、少々小腹が空いている。 「あ、はい わりました。」 「では 、参りましょう。付いてきて下さい。」 とりあえず爻哉はアルトの後に続いて、食堂へと向かうことになった。
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1827人が本棚に入れています
本棚に追加