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約一時間後…
ジャムおぢさん、バ○子さん、そして配達を終えたアンパンマソ、バ○子に呼ばれたカレーパンマソと食パンマソ、更にアンパンマソの妹分のメロソパンナとペットの犬のチーヅがパン工場の工房に集まった。
いつもとは何か違う雰囲気に一同は緊張の面持ちだ。
そんな重苦しい空気の中、ジャムおぢさんが口を開いた。
ジャムおぢさん:「今日集まってもらったのは、最近バイキンマソの攻撃も悪質になってきて君達がピンチに陥る回数が日に日に増えている気がしてね…そこで、新しいメンバーを増やそうと思うんだが…」
カレーパンマソ:「ジャムおぢさん!俺達の力を信用してないのかぃ!?俺は反対だね!」
朝早く急に召集を受けた事がおもしろくないのか、カレーパンマソが不機嫌そうに言った。
しかしジャムおぢさんはカレーパンマソの発言をあからさまに無視し、話を続けた。
ジャムおぢさんは背後にある【パン焼き釜】を指さし言った。
ジャムおぢさん:「実は新メンバーはすでにこの釜の中で焼いているところなんだよ。あと数分で誕生するよ。どっかの誰かさんが反対したところでどうにもならないのだよ。バカが…」
一瞬ジャムおぢさんとカレーパンマソが睨みあう。
食パンマソ:「喧嘩はやめましょうよ。」
食パンマソが二人の間に入り喧嘩を制止した。
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