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穏やかな休日の昼下がり
暖かな陽気が体を優しく包み込む。
ステレオから流れるスローなテンポの音楽がオレをまどろみの世界へと誘う。
リラクゼーションを堪能しようと、ゆっくりと目を閉じる。
ｶﾞﾁｬﾝ
『ちょっとアンタ！いつまでゴロゴロしてんの』
まただよ。
いつも勝手にオレの部屋に入ってきて、やいやい説教をたれやがる……………オレの母ちゃん。
『はよ仕事探さなアカンでしょ！いつまでそうやってグータラしとるつもりなの！』
ああ……また始まった。
こうなったら１時間はオレの部屋から出て行かないだろうなぁ。
「いや、母ちゃんっ、今から面接やって。もう着替える所やでさ」
そう言いながら母ちゃんを部屋の外へ追い出して鍵をかけて……ズボンをおろした。
「ちくしょー、すげぇいい気分だったのに……。気分転換に一発こくか」
『ホットー！さっさと行きなさいよ！』
扉の向こうから叫ぶ母ちゃん。
もう萎えまくり。
仕方なくクローゼットの中からスーツとワイシャツを取り出した。
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