37人が本棚に入れています
本棚に追加
楽屋には、鼻をすする音が響いていた
目を赤くした太輔が、笑顔を作りながら話し出した
「…北斗七星ってね、1年中見れるんだって。時間帯とか季節によっては見にくい時もあるみたいだけどね(苦笑」
自然と静まり、俺を始めみんなが太輔に視線をよこす
「それをヒントにして"俺らはここにいるよ"って。
…キョンが何かに躓いたとき、迷ったときにすぐに見つけられるようにって。
ここが…俺らがキョンの居場所でありたいから……」
「っ、ありが…と」
「忘れたんなら思い出させる!!…8人で、ね!!」
「…うん//」
『…信…じて………待…てる………な…いで……………
恭平は、ずっと……』
なんでだろう…
意識が遠くなって…
最初のコメントを投稿しよう!