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楽屋には、鼻をすする音が響いていた 目を赤くした太輔が、笑顔を作りながら話し出した 「…北斗七星ってね、1年中見れるんだって。時間帯とか季節によっては見にくい時もあるみたいだけどね(苦笑」 自然と静まり、俺を始めみんなが太輔に視線をよこす 「それをヒントにして"俺らはここにいるよ"って。 …キョンが何かに躓いたとき、迷ったときにすぐに見つけられるようにって。 ここが…俺らがキョンの居場所でありたいから……」 「っ、ありが…と」 「忘れたんなら思い出させる!!…8人で、ね!!」 「…うん//」 『…信…じて………待…てる………な…いで…………… 恭平は、ずっと……』 なんでだろう… 意識が遠くなって…
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