●立花健吾の場合○
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「・・・速水」 ベランダに居る小さな背中に呼びかけた 「あっ!健吾くん!」 笑顔で振り向いた速水にまたドキッとした 「それで、何か用?」 「うん!」 「ん・・・どした?」 「あのね・・・」 俯いて何も言わなくなった速水 「?」 俺はどーしたら良いか分かんなくてそのまま速水を見つめた 「っ・・・好き」
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