「学園生活」

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「うん?あぁ…おはよう?」 ロウは文字通り飛んできたトーニに、まだ慣れない対応をみせる。 「ちっがーう!そうじゃないだろぉー!!朝合ったらまず__」 人間後先考えずに行動するとどうなるか、トーニが反面教師となり示してくれる。 「おはようございます!!」ババッ__!! 見切り発車の言葉がトーニに返ってきた。半ば逆ギレ状態で頭を下げる。 「…もういいか?」 ロウは若干面倒くさく感じ、体をくの字に曲げているトーニに向かってそう告げると、目の前のトーニは凄い勢いで顔を上げる。そしてなんだかよくわからない表情でロウに迫ってくる。 「お、お前な~!昨日いきなり居なくったせいで俺がユーリさんにどれだけ怒られたと思ってぇ…」 ズルズルとロウのローブに体を預けるトーニ。思い出したくもないのだろう、昨日の記憶がいつもは揚々なトーニの表情を泣きそうな表情に変えている。 「あの後3時間立たせられて、放課後は説教!しかもレポート5枚だぞ!5枚!!」 「そ、そうか…ごめん。昨日は運が悪かったんだ、仕方ない」 トーニの必死な訴えも仕方ないで済ませるロウ。そしてトーニが撃沈した瞬間、今二人が最も会いたくなかった人物が後ろから現れる。 「じゃ今日はロウ…君の運が悪い日だな」 女教師ユーリのお早い御登壇。
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