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あの時は求め合う事が自然な事で…何の疑問もためらいもなかった。
なのに…
体を重ねる度に…
あなたの心が無い事は…
分かってたんだょ。
ただ…
あの時は…
片道通行でも良いと思った。
あなたが、偽りでも抱きしめてくれる事で…
生きていけてたから
あなたの体温は私を温かくしてくれてたんだょ。
あなたの体温…存在がゆりの存在そのものでした。
体を重ねれば…
いつか、また…
私の体温も、昔のょうに…
あなたに伝わってくれると願ってた…
求め合う事が自然だったあの頃に…
戻れると信じてた。
私が、あなたを傷付けてた…
けど…
私は…ただ、あなたを愛してただけなんだょ。
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