プロローグ―目覚め―

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商店街にも誰一人いなかった。 どの店の中を見ても店員はいない。 僕は商店街に一つだけある武器具店に入った。 何故こんなものがあるのかというとここは軍に近い場所なので軍人が自分の武器を買いにくるので繁盛するからだそうだ。 割りと武器マニアでサバイバルマニアの僕は中で武器を物色した。 そんな時だった ウゥー――――――――― 突然聞いたことがないサイレンがなった。 それは消防車のそれに近いが違った 僕は店にあった双眼鏡を掴んで屋上に急いで登った。 遠くに国道を覆う大量の黒い塊が見えた 僕は双眼鏡を見て驚いた 「く…くも…?」 双眼鏡から見えたのは軽自動車ほどの大きさの蜘蛛の大群だった。 大群は僕のいる商店街に向かっていた 「こっちに…くそ!」 僕はさっきの場所に戻り手当たり次第に周りの商品を鞄と近くにあった旅行用の底に車輪のついたバックに入れて店から出た
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