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あたしは確実に平和ボケしていたーー
両親に愛されない不幸な生い立ち。
義理の父親からのトラウマ。
真っ暗闇な不幸な人生。
そして夜の仕事――
色んなストレスが
あたしの神経からスッカリなくなっていたのだ。
同じことの繰り返し
詰まらない毎日で
何か事件を起こして神崎と別れてもイイとも思っていた。
【シホ】卒業の日。
店が始まって以来の指名記録を塗り替えた事だけが
あたしの生きる希望だと思っていたんだ――
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