透明

告白

『…ごめん！珍しく風邪ひいちゃってさ。

でも、明日から復帰するから
もう心配しなくて大丈夫だよ～』

あたしはできるだけ明るく言った。

『そっか…なら良かった。
　…飯はちゃんと食べてるか？』

『うん。
本当全然大丈夫だから！』

『あの…今からさ…少し、会えない？』

・・・

『ん～と…
ちょっと運転するのダルいし…

悪いけど今日は…』

『あ～、運転しなくて大丈夫。
今、近くにいるから。』