告白

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『…久しぶり。』    とうとうアパートに神崎を入れてしまった。 内心穏やかでは無い。 うまく愛想笑い出来てるだろうか。   『シホ元気そうじゃん。』 神崎はホッとしたように優しく微笑んだ。    部屋に入れるまでは 最悪なストーカーだと思ったけれど   久しぶりに人と話すのが新鮮で 意外に苦ではなかった。   『まあね。』       10分ほど、お互い他愛もない話をした。     神崎はケーキを買ってきてくれたけれど   早く帰って欲しくて お茶も出さずにあたしはだるそうに毛布に包まった。     『あのさ…』       神崎が突然真剣な顔で言った――  
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