普通

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それから1ヶ月半後― あたしは夜の店を辞めた。     神崎は週4で 自宅から片道1時間のあたしの住むアパートに通った。     『これ、使って。』   無職のあたしにお金を渡した。     『なに、これ?…援助交際?(笑)もらえないよ。』   『一人暮らし大変だろ?   …次の仕事見つかるまで協力したいから。』       神崎は月末の給料日になると毎月お金をくれた。
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