普通

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付き合ってからも神崎は変わらず優しかった。     …あの時、本当は、100%断りたかった。   でもアパートに来た男を振ったら  何されるか分からない。 まだ命は惜しい。   そう思って、とりあえずOKしたのだ。     神崎の為に夜の店を辞めた訳ではなかった。   ユリアの居るあの店は 近いうちに辞めようと思っていたから。
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