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演奏が全て終わり、私と恵は吹奏楽部の控室に向かった。いきなり松浦先輩を呼び出すのも難しいので、まずは恵の知り合いの小夜子先輩を呼びだした。
「小夜子先輩お疲れ様でした。演奏凄く良かったです！」
そう言って恵は小夜子先輩に用意していた小さな花束を渡した。
「恵ありがとう♪また高校でも吹奏楽部は続けるし、恵も頑張ってね！」
「ありがとうごさいます♪小夜子先輩と同じ高校行けると良いんだけど…」
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