私は私、それだけ

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慧音「まさか初戦が一二三だとは……スペルぱ大丈夫なのか?」 一二三「即興で何とかします。お手柔らかに」 文「それでは試合開始です!」 試合開始早々。慧音は濃度の濃い弾幕を放った。 慧音「弾幕はイメージで放てるぞ」 一二三「イメージ…って言われても……きゃっ」 一二三は言われるがまま弾幕をイメージした。弾の形はさながらお化けキューカンバーを黒くした感じだった 慧音「初めてにしては上出来だよ。これで終り。産霊『ファーストピラミッド』」 一二三「出来ました。八分音符『悪魔のヘ音記号』」 一瞬弾幕が出たと誰もが思った。しかし次の瞬間全ての弾幕が消えた。代わりに目に映ったのは血を出して倒れた慧音だった。 文が強制終了をかけた。 一二三「休符『涙の即興曲』」 ぎりぎり回復のスペルで間に合った。が突然の出来事で大会は中止になった
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