裏切りの友情

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教室のドアを開けて中に入った。 みんな、興味深そうな笑みでこっちを見ている。 良かった…とりあえず安心して学校生活が送れそうだ… そう思ったのが今日だけだっただなんて、この時の僕には知る由もなかった… 「高田 理央です。よろしくお願いします。」 僕は自己紹介をする。その後すぐに男子やら女子やら集まって来る。 『どこから来たの?』とか 『どこら辺に住んでるの?』とか 『メアド教えて!』とか とにかく色々質問してくる。 この時はまだ良かった。 この頃が幸せの頂点だったのかも知れない…
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